書籍のご紹介



『実践BCM運用・定着マニュアル-事業継続マネジメント定着のための実践テクニック』 (オーム社)のご紹介です。

本書は昆正和氏と弊社小山隆との共著で、小山は第 2、3、6、7章の執筆を担当しました。ここでは小山が執筆したページを中心にご紹介します。

第2章と第3章および第7章では、同一の例題をもとに、なるべく具体的な作業の流れがイメージできるようにしています。

「第2章 ビジネスインパクト分析のルーチン化」
本章では、ビジネスインパクト分析に必要な作業を Excelで簡素化し、ルーチンワークに取り込むための手順を説明します。ここでは、より現実的な目標設定が可能なように、事業レベルと業務活動レベルの2段階で目標 設定を行うようにしています。

「第3章 リスクアセスメントとリスク対応のルーチン化」
本章では、リスクアセスメントをExcelで簡素化し、 ルーチンワークに取り込むための手順を説明します。ここでは、リソースのボトルネックの程度という概念を導入し、ビジネスインパクト分析とリスクアセスメントが一 貫した流れで処理できるようにしています。

「第6章 ISMSを活用したBCMSの構築」
本章では、第2〜5章で作成した各ツールを、ISMSの 事業継続管理項目の見直しや、より実効性に優れたBCMSへの移行に活用するための手順を説明します。

「第7章 BCPの復旧手順への適用」
本章では、第2章と第3章で解説したビジネスインパクト 分析とリスクアセスメントの結果をBCPの復旧手順に反映させる方法について説明します。